高齢者になっても保険医療制度を使わない生き方

オンライン診療専門のクリニックを立ち上げて、 約1年半の時期に悩んだ末に保険医療制度を取り入れることにしましたが、やはり私の中でこの制度への疑問が大きくなってきました。 年を取らない人は誰もいないので、 自分も含めた社会 … 続きを読む

今まで気づかなかった病院のリスクに気づく

コロナ騒動ですっかり様相が変わったオンライン診療業界ですが、 先日、政府が初診からのオンライン診療利用の恒久化を検討しているとのニュースが流れました。 思わぬ形でのオンライン診療普及拡大という流れですが、これが認められる … 続きを読む

患者にとっても自由度の高いオンライン診療

プライバシーが保たれるのであれば診察の場は必ずしも診察室でなくても構わないというオンライン診療のメリットは、 医師側だけでなく、患者側についても当てはまることなのだということに先日のオンライン診療のやり取りの中で気付かさ … 続きを読む

主体的医療と受動的医療の共存

オンライン診療を通じた主体的医療の普及は、私の中で医療改革の一環だと思っているのですが、 一方で私は従来医療を完全否定しようとしているわけではありません。 従来型医療を必要としている人達は依然として多いでしょう。むしろそ … 続きを読む

患者と共に切り拓くオンライン診療の世界

私がオンライン診療医として道を歩き始めることが出来たのは、 私が考え続けてきたことが全ての病気へとつながる共通因子を浮かび上がらせたからこそです。 もしも私の治療方針が全ての病気に対応できると思わなければ、おそらく私はオ … 続きを読む

専門家に任せるか、任せないか

皆さんがもし病気だと診断されたらどう行動しますでしょうか。 おそらく皆さんの中にある選択肢は「専門家に任せる」「専門家に任せない(自分で何とかする)」があると思います。 軽い病気であれば、後者の選択をされる方がきっと多い … 続きを読む

在宅医療とオンライン診療における主体性の違い

前回、在宅医療とオンライン診療の「患者の希望になるべく応える」という共通点について触れましたが、 もう一つ、主体性という観点でこの両者の違いについて整理してみたいと思います。 患者さんの「こうしてほしい」という希望があっ … 続きを読む

難病を根治へ導きうる主体的医療

難病というのは厄介なものです。 現代医学の力を持ってしても、いまだ完治に持ち込むことはほとんどできず、 基本的には症状を和らげる薬を使いながら、悪化のスピードを少しでも遅らせるようにするのが関の山です。 そんな様々な難病 … 続きを読む

任せ続けた成れの果てを誰も救うことはできない

漢方の名医の先生だと重症肺炎でも抗生剤なしでコントロールできると聞きます。 しかし少なくとも私の漢方診療経験だと、軽症であればまだしも、重症肺炎で抗生剤を使用せずにコントロールすることは難しいと感じています。 勿論それは … 続きを読む

検査を主体的に利用する

前回、オンライン診療における検査は必ずしも必須でないという私見を述べましたが、 では検査というのは全く無意味なのかと言われたらそういうわけではありません。 ここでも重要になってくるのは主体性の問題です。 検査というものを … 続きを読む