難病を根治へ導きうる主体的医療

難病というのは厄介なものです。

現代医学の力を持ってしても、いまだ完治に持ち込むことはほとんどできず、

基本的には症状を和らげる薬を使いながら、悪化のスピードを少しでも遅らせるようにするのが関の山です。

そんな様々な難病に対しても基本的に根治を目指して治療を進めていくのが私のオンライン診療クリニックの理念です。

では現代医学が成し遂げていない難病の根治をしがない一医者に過ぎないこの私がどうやって成し遂げようとしているかというのかと言いますと、

難病の治療の主導権を医師から患者に移すことが鍵だと考えています。この治療の実践には患者さんの主体性が不可欠です。

例えばここではイメージしやすいように、難病の例として関節リウマチを取り上げてみます。

関節リウマチとは、何らかの原因で関節の軟骨部分を攻撃するように自分の免疫システムが誤作動を起こしてしまうことで、

手足の関節、背骨の関節など様々な関節で炎症が起こり、炎症箇所の痛みが繰り返され、最終的には骨の変形をきたすという病気です。

通常の病院医療であれば、西洋薬を中心とした薬物療法が行われ、定期的に血液検査などが行われ、炎症がコントロールされているかなどを確認されながら、

症状が強くなれば、免疫抑制薬や分子標的治療薬などのさらなる強力な薬が使用され、

とにかく症状が最大限抑えられるように薬の投与が一生続けられるというのが大きな治療方針です。

ちなみに関節リウマチの食事療法についてはガイドライン上も特に推奨はなされていないようです。

一方で私のオンライン診療を希望する関節リウマチの患者さんに対する治療方針は、

まずは当座の痛みを漢方薬やホメオパシーといった非西洋薬的アプローチで緩和しつつ、

同時並行で関節リウマチと呼ばれる自己免疫の誤作動を発生させるに至った原因を食事とストレスの観点から時間をかけて探ります。

食事の詳しい内容はもちろん、仕事、価値観、生育歴、生活環境、人間関係(特に肉親)、コンプレックスなど質問内容は多岐に渡ります。

この作業を通じて、患者自身に免疫の誤作動を起こさせたかもしれない身体面/精神面からの蓄積ストレスについて気づきを得てもらいます。

私はそこから得られた気づきに対して具体的な改善行動を提案します。一つや二つではなく、なるべく複数の改善案を提案します。

それらを提示しつつ実現可能性を含め患者さんと対話の中で検討し、具体的にどうしていくかということについて主体的に行動計画を立案し、実行に移してもらいます。

実行に移せなかった場合は、なぜ実行に移せなかったのかについてフィードバックをし、どうしたら行動に移せるかどうかの改善案を新たに提案し、また対話の中で軌道修正していきます。

その過程で痛みが強ければ、再び漢方薬やホメオパシーでの症状緩和薬を調整します。ら

つまりはこの治療方針は、患者の治療への主体的参加の意志がなければ成立しません。

例えば仕事で優しさや出世を重視するがあまり、他人からの依頼を全てを受け入れ過ぎて、自分のキャパシティを優に超えて仕事をし続けることによるストレスが、

免疫誤作動の発症の要因となっているのだとすると、

嫌われる勇気を持つよう助言したり、仕事自体を変えることを勧めたりして、ストレスマネジメントを図ります。

それを最終的には実際に本人が実行できるストレスマネジメント法へと落とし込み、

オーバーヒートした免疫システムを冷まし、再び免疫システムを自分の中でコントロールできる状態まで回復させることによって、

いずれは病気からの卒業を目指すという治療方針です。

患者さんが自ら行動しようと思ってくれないと成立しない方法ですし、

本当にこの方法で関節リウマチが克服できるかどうかはまだ科学的根拠は存在しませんが、

少なくとも今まで通り西洋医学中心型医療を受け続けることに比べたら、

十分根治の見込める治療なのではないかと私は考える次第です。

たがしゅう

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