オンライン診療での基本薬

私はオンライン診療においては、通常の対面診療とは別の戦略を立てなければならないと考えています。

総論的に言うと「リスクの高い薬は極力しようしない」であり、これだと当たり前の話に聞こえるかもしれませんが、

各論的には「西洋薬を一切使用しない」という内容となり、これを実現している医者はほとんどいないであろうと思います。

何故ならばほとんどの医師が保険診療医で、保険で認められている薬としては西洋薬がほとんどで一部漢方薬が認められているという構造にあるからです。

逆に言えば、「ほとんどの医者はリスクの高い薬を日常的に使用している」ということになります。その自覚があるかどうかは別としてです。

なぜ西洋薬がリスクが高いかと言えば、基本的に代謝を急峻に刺激したりブロックしたりする薬で全体のバランスが乱されやすいからです。

なおかつ西洋薬は自覚症状に関わらず投与されるものも多いです。高血圧やコレステロールの薬がその代表格です。

そうなるといつまで続けたらよいのかの判断の主導権が医師側にあることがほとんどで、しかもその薬の作用からは想像しにくい副作用が出るということもあるので、

何かしらの副作用が出たとしても、まさかその薬のせいだとは思わず、そのまま副作用が出ている薬を飲み続けてしまう確率も高いように思います。

その点、漢方薬であれば、常に何らかの自覚症状に対して処方するので、

処方後に自覚症状が悪化すれば副作用を疑い直ちに中止できるし、間違ってそのまま飲み続けてしまう可能性も低いように思います。

だからオンライン診療のように遠隔で極力トラブルが起きない診療を行うためには基本となる薬は漢方薬となると私は考えます。

勿論、抗生剤やステロイドなど、西洋薬の中でも使用は一時的でかつ有用性が高い薬もあるわけですが、

抗生剤は遠隔地域に送るとなると場合によったは数日のタイミングが生じてしまい、すぐ飲まないといけない場面で役に立ちませんし、

ステロイドもよく効く代わりに気をつけて使わないと副作用の多い薬として有名です。

従って西洋薬を私がオンライン診療で使うとしたら、よっぽどな状況でない限りは考えられません。

だから私はオンライン上で適切な漢方薬を選ぶ技術を高めたいと思っています。

たがしゅう

“オンライン診療での基本薬” に2件のコメントがあります

  1. オンライン診療は治療費の支払いはどのようになるのでしょうか?
    おそらくクレジット払いになるかと思いますが、診療費は何を基準にして決めるのですか?

  2. ココア さん

    御質問頂き有難うございます。

    オンライン診療での支払いはクレジットカードからの引き落としとなります。

    診療費は自由診療の場合は自分で決めることになりますが、事前にマーケティングとして行っているアンケートなども参考に妥当と考える額を設定することになると思います。

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