私がオンライン診療でレスキュー目的で一時的に用いる薬を紹介していきます。
①漢方薬
②ホメオパシー
③サプリメント
④アロマテラピー
①と②に関しては前の記事を御参照下さい。
③のサプリメントとは、言わずとしれた栄養補助食品ですが、世の中には様々なサプリメントが存在しています。
その質については玉石混淆で、たいして効果がないのにさも効果があるように喧伝されているものから(←こちらの方が大半だと思います)、
本当は薬並みに、あるいは薬以上に効果があるのにその存在が知らされずに生まれているものまで様々です。
私はその辺りをエビデンスが不足していたとしても実際に効果があるかどうかという点に注目し、
その効果があることが確認できたものを治療の選択肢として準備する予定で考えています。
サプリメントのメリットはなんといってもその安全性です。もともと医師を介さずに商品交換がなされているようなものですから、安全性が確保されている事が大前提です。
中にはその辺りが未検証の粗悪品もあるかもしれませんが、その辺りを十分に吟味して私が使うサプリメントを選びたいと思っています。
なおビタミン大量に内服したり、点滴したりするアプローチについては基本的に扱う予定はありません。
それは効かないからというのではなく、オーソモレキュラー医学関連の医療機関を中心に私よりもはるかにそれに詳しい医師が存在するので、そこに私が価値を提供できるとは思いにくいからです。
④最後にアロマテラピーです。
アロマ(香り)テラピー(治療)はその名の通り匂い物質を利用した治療体系です。
この治療方法も勉強してみればわかりますが、様々な身体の不調に対応できます。
睡眠促進、精神安定化、更年期症状の改善、自律神経機能調整などその適応範囲は多岐に渡ります。
精油と呼ばれる匂い物質を高濃度に抽出した油を使って、専用の機械にかけて匂いを部屋に広げさせたり、
首や手首につけて匂いを感じやすい状況にして適宜匂って治療効果を得るなど様々なやり方があります。
オンライン診療でこの治療をどうやって行うのかにつきましては、この精油を自宅に郵送する形になると思います。
そして一番簡単な方法として、ティッシュに精油を一滴垂らし、寝るときの枕元に置いて匂いを楽しむという方法を紹介します。
勿論本格的な機械を買ってもらってもよいわけですが、そこは患者さんの自由とします。
機械を持っている人しかできない治療とならないように、その人の生活状況に応じて様々な使い方を紹介しようと思っています。
なお③に資格の類はありませんが、④は資格は存在するものの私は資格取得できておりません。
③④は、私の中で開発途上の治療選択肢ということもできるかもしれません。
①〜④いずれの場合もそのリスクが低いというのが最大の特徴です。そしてうまくハマれば驚くような効果も期待できる治療法です。
オンライン診療にふさわしいと考えて私は採用した次第です。
このようなレスキュー手段を利用しながら最終的にはレスキューを使わなくても済む状況へと誘導していくのが、
「たがしゅう」という医師が行う診療スタイルだということです。
たがしゅう