心と身体を同時に診る総合診療医的スタンス、
食事指導とストレスマネジメント指導を十分な時間と空間を確保した環境で対話により行うアプローチを基本におき、
基本アプローチで克服できないこじれた病態へのレスキューアプローチとして、漢方薬、ホメオパシー、サプリメント、アロマテラピーの4つの治療サポートを遠隔で実施するという所までをお伝えしました。
自己紹介の最後はそれを提供するオンライン診療によって、「たがしゅう」という医者が目指すビジョンについてお話したいと思います。
私のビジョンは、「一人でも多くの患者さんを病気から卒業させること」です。
世の中には難病だってあるのにそんな事は不可能だと思われるかもしれませんが、
私は食事と心の在り方を適正化させる事で活性化される「自己治癒力」には無限の可能性があると信じています。
ともすれば末期のがんをも克服させることができる潜在能力まで持つ力です。
しかしその素晴らしい力を引き出すためには受動的に何かしらの医療を受け続けるやり方では不可能で、必ず自分自身が動く主体性が不可欠なのです。
そして患者の主体性を引き出し、最終的に独り立ちするまでのサポートに徹するのが医師の新しい働き方だと思っています。
そしてその主体性は強制力では決して育まれません。だからこそ患者さえその気になればいつでも受けることができるという、主体性をサポートする「オンライン診療」の仕組みが不可欠でした。
もし私が特定の地域だけで同じ医療を展開するということになっても、その特定の地域だけで行われている変わった治療の位置付けからどこまで行っても抜け出す事はできません。
またオンライン診療でなければ治療効果も弱まることも予想されます。なぜならば近くに私がいれば、どうしても患者さんの中に依存の心が生まれてしまうからです。
私が離れているからこそ「自分で頑張らなければ」という想いが生まれてくるはずです。
北海道の夕張市では病院医療が崩壊し、住民の健康度が悪化することが懸念されましたが、実際には住民の健康度が増したというデータが報告されました。
これも「自分でなんとかしなければ」という主体性が半ば強制的に生み出され、その心理的な変化が身体に好影響をもたらした結果の現れではないかと私は考えています。
だからこの医療を主体的医療と私は呼びます。主体的医療は「オンライン診療」ならではの営みです。
もっと言えば、現在の病院医療の中でも患者さんさえ主体性を持てば、主体的医療は実践可能です。
私のオンライン診療が主体的医療による治療効果の高さを世間に示すきっかけとなり、
その事が全国の患者さんに主体性をもたらして、健康度を高め、病院から卒業して健康を自主管理できる人が増えれば、
医療現場での過重労働もなくなり、医療の未来は開けてくるのではないかと私は考える次第です。
そんな考え方の医師である「たがしゅう」を、どうぞ皆様宜しくお願い申し上げます。
たがしゅう