主体的医療を実現するために必要なステップとして「患者に治療の選択肢を示す」というものがあります。
こう書くと当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、
今の医療は基本的に西洋医学の枠組みの中だけで診療が行われているのが実情です。
例えばがん医療ひとつ取っても、選択肢はあってないようなもの、
手術、放射線、化学療法というがんを殺すという発想の治療の中から選ばれますし、
その選択も専門家の判断という名の下に、医者の言われるがままに任せるというのが多くの実情です。
糖尿病もしかり、アトピー性皮膚炎もしかり、関節リウマチもしかり、パーキンソン病もしかり、
皆、西洋医学中心型の一択を事実上強いられているのが現状です。
でも実際にはもっといろいろ異なる発想の医療が世界には様々存在しています。
そんな中で私は、自分で取り組む食事療法とストレスマネジメントを治療の基本におき、
それだけでは解決できない問題に対して、様々ある治療法の中から私が扱える治療方法の選択肢を複数提示して、
その中から患者さんが望むものを選んでもらうシステムを導入したいと考えています。
この選ぶという作業が、主体性を芽生えさせるためにまず必要なステップとなるのではないかと考えています。
今のところオンライン診療で私が使えそうだと思うのは、漢方薬、ホメオパシー、一部のサプリメント類、アロマテラピーといったところですが、
他にもオンライン診療で使えそうな治療法があれば積極的に取り入れていきたいと考えています。
たがしゅう