LINE参入によりオンライン診療戦国時代へ

あのLINEがオンライン診療業界に進出してきたというニュースが耳に入ってきました。

11月より「LINEドクター」なるオンライン診療を行うプラットフォームを開始するとのことです。

手がけるのはLINEの医療事業を担う関連会社「株式会社LINEヘルスケア」。医師の間では有名な医療情報サイト「m3.com」と連携して、

今年の2月から遠隔医療相談サービス「LINEヘルスケア」を無料で提供し続けてきました。9月30日まで無料で利用できます。

今までの「LINEヘルスケア」はチャットベースの遠隔医療相談でしたが、今回は本格的なオンライン診療に参入ということです。

私も「LINEヘルスケア」の段階では、チャットのみの遠隔医療相談では有益な医療サービスを提供しえない(むしろ誤誘導につながりうる)ということで及び腰でしたが、

この度「LINEドクター」が発表されるとなるとすぐに登録することに致しました。

というのもオンライン診療の欠点はそのプラットフォームの利用のしにくさです。

専用のアプリを利用者にわざわざインストールしてもらう手間が地味に大きなハードルでした。

しかしLINEということになれば、もはや老若男女様々な人が利用する国民的な情報伝達ツールです。

しかも今回の「LINEドクター」は医療機関側にとってベーシックプランは初期導入費無料、維持費無料(有料版は別途ありとのこと)ということで参入しない手はありません。

おそらく私以外にも多くの医療機関が登録を名乗り出て、これを機にオンライン診療を受けうる機会が一気に広まりそうな予感がします。

それと同時に予想されることもあります。

やはりオンライン診療にはコツがあります。普通の医療を提供するという発想ではどうしても十分な満足度を得られにくい診療スタイルです。

おそらく様々な医師と患者がオンライン診療を経験すると思いますが、その多くの場合において「やっぱり対面で診てもらった方が安心だよね」という結論に落ち着くだろうと。

つまりオンライン診療が大きく盛り上がるのも一過性で、その後ブームが急速に収束していくことが予想されます。

しかし中でオンライン診療で特異な価値を提供する医療機関のみが依然として生き残るのではないかと。

俗っぽく言えば、オンライン診療ならではのちょっと変わったクリニックだけがその後もやっていけるのではないかと予想します。

楽しみな一方で厳しい淘汰がなされるようにも思う時代となってきましたが、

私も生き残るクリニックの一つになれるよう頑張りたいと思います。

 

たがしゅう

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