オンライン診療の対面診療との決定的な違いの一つに「肌と肌との触れ合いの有無」があります。
最近は対面診療でもパソコンの電子カルテの方ばかり見て、ろくに患者さんを触れずに診療を終える医師もいたりして批判されることもありますが、
基本的には対面診療において実際に患者さんに触れて診察を行う行為は、
昔ながらと言えばそうですが、患者さんに一定の安心感を与える側面はあるように思います。
勿論、人によってはパーソナルスペースを侵害されたくないというタイプの患者さんもいますので、あくまでも一般論としてです。
オンライン診療では「その手」が使えませんので、患者さんに安心感を与えるためには別の工夫を凝らす必要があるということになります。
その為に私が考える戦略は「癒し系」の医者であろうとすることです。
具体的にどうするかについては試行錯誤が必要だとは思います。
しかしビジョンとしてはオンライン診療を受け終わった患者さんに「たがしゅう先生に診てもらってなんだかほっとした」と思ってもらえるようにすることを目指します。
にこやかに接することかもしれないし、じっくりと話を聞くことかもしれないし、
はたまた言葉では言い表せない独特の雰囲気を醸し出すことなのかもしれません。
いずれにしても、遠隔であっても「安心感」を与えることができる、
そんなオンライン診療医で私はありたいです。
たがしゅう
患者さんによっては、
サンタさんやハロウィンくらいのコスプレはありかなと思った。
子供相手なら被りものやヒーローとか。
たか さん
コメント頂き有難うございます。
それは良いアイデアですね。
イベント時にオンライン診察画面を開いたらコスプレ姿の私が映っているとなれば確かに喜んでもらえる人はいそうです。是非検討させて頂きます。
長い間、たがしゅう先生のブログを読ませていただいている私としては、
たがしゅう先生の存在そのものが癒しです。
オンライン診療は初回は対面診療なのですよね、鹿児島まで伺うのは、
現実に厳しいので残念です。
ココア さん
コメント頂き有難うございます。
またお褒めの言葉まで頂いて嬉しい限りです。
原則初診対面が必要なのは、オンラインで診断や処方したりする「オンライン診療」に求められるルールです。
もう一つ、診断や処方は行わず、アドバイスを行う「遠隔医療相談」という枠組みがあり、これでしたら初診からいきなりオンラインでも実施可能です。御参考までに。