コミュニケーションを深める詳細問診票

たがしゅうオンラインクリニックを開業し、ポツポツとではありますが、

何人か患者さんが訪れたので、実際のオンライン診療を動かすことができました。

その中で独自に作成した詳細な問診票をはじめて実際の現場で運用し始めました。

何しろ分量が多いので答えて頂く患者さんからすると相当な負担をかけてしまうことは若干心苦しいのですが、

そのおかげでオンライン診療でのやり取りがスムーズに勧められ、なおかつ本質的な問題点にたどり着きやすいという確かな実感をつかみつつあります。

話は急に飛びますが、とある先生と話していて「患者さんとそんなに長い時間しゃべることがありますか?」と聞かれたことがあります。

確かにノープランで診察に向き合えば、話すことと言えばせいぜい世間話や天候の話くらいで、後は検査の結果や薬のトラブルの有無をチェックし、投薬継続の是非を確認して3〜5分で終了、というのがたいていのパターンでしょうか。

しかし私の場合は食事やストレスにあらかじめ注目していますので、聞きたいことは山ほどありますし、

さらに詳細問診票で事前情報をかなり入手できているので、その上でポイントを絞った追加問診に踏み込むことが出来て効率も高まります。

即ち事前の準備の効果も相まって、なかなか密度の濃い30分〜60分を提供できているのではないかと自負しています。

あとは私の問題解決のスキルを上げて、より「相談してよかった」と思われる濃い時間を作られるように高めていく必要があります。

とはいえ、はたから見ているとそうは言っても30分〜60分で具体的に何が得られるのかというイメージがつかみにくいのではないかと思います。

次回はたがしゅうオンラインクリニックを受診すると具体的にどんなことをしてもらえるのかについて解説したいと思います。

たがしゅう