もともと知名度が高いという人が行うというのならばいざ知らず、
私のような無名の医師がオンライン診療の世界に参戦するというのは、
まるで大海に浮かぶ小舟の上で青春を叫ぶかのような無謀さで、
無策で挑めばどれだけ素晴らしいことを大きな声で主張したところで誰も聞きやしないというのは明白でしょう。
どうすれば私が声を上げているということに気付いてもらうことができるのでしょう。
一つは、「自分がここにいるということをできるだけ広く様々な場所で伝える努力をする」ということがあるでしょう。
そしてもう一つ、「無名な自分を有名化する」ということも大切です。いわゆる「セルフブランディング」というやつです。
この両者の伝える戦略は、一昔前まではやろうと思っても才能のある限られた一握りの人にしかなし得ない方法だったろうと思います。
でもインターネットが生まれ、SNSが発達したことによってこれは今や自分次第でいかようにも試すことができる時代となりました。
まさに主体性が試される時代だということもできるのではないでしょうか。
私はこのオンラインという名の大海で、
「私はここにいる」という青春のように熱いメッセージを、あらゆる手段を用いて伝えていき、
そして同時に私の乗る小舟を、誰もが気になる大船へと作り変えていこうと思います。
たがしゅう