現場でしか得られない情報

第一回目のオンライン診療実践セミナーを開催してみて思ったことなのですが、

セミナーの内容自体はもちろん事前に決めてきたものなので、ここはいつどの回に参加したとしても変わらないのですが、

参加者の方々の個性とその時の私の調子が織りなすアドリブ的な部分は、毎回セミナーをするごとに変わってくる部分ではないかと思いました。

例えば、私が参加者の方に何か質問を投げかけて、それに対する返答を元に私がそれに関連する話でリアクションを返す、というようなやり取りですとか、

あるいはそのセミナーの日の近辺に起こったニュースや身の回りの出来事にインスパイアされて、ぱっと思い付きでしゃべるような内容だったりですとかは、

その場に参加していないと経験できない部分だと思うのです。

勿論、そこにどれだけの価値があるのか、という問題もありますが、

大事なことは「情報には静的な情報と動的な情報がある」というところだと思います。

音楽でもライブ会場で聴くのと、CD(もう古いか)やダウンロードで聴くのとでは感じ方が違うのと同じように、

プレゼンテーションもその場にいないと感じられない動的な情報があるということなのだと思うのです。

その動的な部分に価値を感じてもらえるように、

私は私のセミナーを魅力的なものへ変えていく努力を惜しまず頑張りたいと思います。

たがしゅう