苦しみが自分を育てるが

オンライン診療のホームページを一から作ろうと悪戦苦闘中です。

頭の中に構想はあれど、それを具現化していくプロセスの中で初めて知るような言葉やルールも多く、

なかなか頭がついていけずに疲れては休み、また資料と向き合うことを繰り返す時間が続いています。

それでも関連書籍やインターネットの情報が容易に手に入る時代となりましたから、

10年前にこれを行う難しさから比べたら大分ハードルが下がってきているように思います。

そちら方面の知識が詳しい人にしてみれば、何だそんなこともわからないのかというレベルの内容でつまづいているのかもしれませんし、

それだけ苦労をかけて作り上げたホームページは他のクリニックに比べて見劣りするものになるかもしれません。

しかしこの苦労しながら自分でやり遂げるというプロセスに大きな意味があると私は考えています。

まさに私が推奨する「主体性」の観点です。

誰かに教えてもらうのは楽ですが、そうしていればいつまで経っても独り立ちすることはできません。

ここで私が頑張ることが、患者さんに主体的医療を勧めることへ大きな説得力を生むのではないかと私は考えます。

そんな風に自分を追い込んで見るものの、本音は誰かに助けてほしい気持ちがやはりあります。

しかしこの気持ちこそ主体的医療を展開するのに忘れてはならないものだとも思います。

なぜならば、こういう気持ちが主体的であろうと奮闘する患者さんにも芽生えるかもしれないからです。

そういう場面で手を差し伸べることができるオンライン診療医で私はありたいと思います。

たがしゅう