オンライン診療の制限を外していくために

「オンライン診療では原則初診対面」というのが厚生労働省が定めたガイドラインに求められているルールですが、

実際には初診から対面なしでいきなりオンラインで診てほしいという患者側の潜在ニーズというのは結構あるんじゃないかと思っています。

患者側からすれば極めて便利なこのオンライン診療ですが、その利用に一定の制限をかけようとする政府側の意図としては、

オンライン診療における診療トラブルを未然に防ぎたいというのが建前としてはあると思います。

ただ実際問題としては対面診療を挟んでいたからといって診療トラブルが起こらないという保証はどこにもないですし、予防にもならないと思うので、

本音としては通常の病院診療から安易な考えでオンライン診療へ患者が流出するのを防ぎたいという思惑があるのではないかと推察されます。

しかしもし病院診療よりもオンライン診療の方がよいと患者さんに思われているのだとしたら、その病院診療の質の方を疑う必要があります。

「どうせ病院に行っても長いこと待たされたあげく、ろくな診察もなく5分で終了して薬をもらうだけ」

そうした背景の上に患者がオンライン診療へ流れるのだとすれば、オンライン診療を制限することよりもまず、病院診療の質を見直す方が先決なのではないでしょうか。

とはいえ、そんな不平を言っていても仕方がないので、今できることとしてはルールを守りつつ、オンライン診療の正当性を示す実績を積み重ねていくことだと私は思っています。

たがしゅう

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