遠隔で実施可能な処置とは

オンライン診療では直接的な処置がその場で行えないのが大きなデメリットです。

一番それによる不利益を被るのは湿潤療法です。傷の処置に関してはオンラインとの相性が悪いと言わざるを得ません。

それでもできることがないわけではなく、一度私のクリニックを受診したことがある人は、チャット機能を使う権限を得ることができます。

そのチャット機能では画像を送ることも簡単にできるので、状況をテキストで傷の状態を写真で送ってもらうことで当座の指示を与えることは可能です。

これは近くに湿潤療法を行っている医師がいない地域の人にとっては利用価値があるのではないかと思います。

また当院は前日までの完全予約制のスタイルをとる予定ですが、緊急で直接受診できる場所の患者さんであれば、

チャットで状況を教えて頂き、私の都合と合う状況であれば例外的に予約なしで来院して頂いて処置を行う、というくらいの柔軟対応はしたいと考えています。

また直接的な処置と言えば、鍼治療もその一つです。実は私は鍼の処置も少し行うことができます。

湿潤療法であれば、やるべきことをビデオ通話を通じて指示し、患者さん自身に治療を行ってもらうことは十分可能ですが、

鍼治療となると、技術が要求される処置なので、いくら患者さんに教えたとしてもうまく治療するのは難しいでしょう。

リハビリやマッサージのやり方指導くらいなら若干は行うことができるかもしれません。

要するに遠隔で部分対応可能な処置と全く対応できない処置があるということ、

その辺りの違い、メリットとデメリットを熟知し、オンライン診療を扱っていく必要があろうかと思います。

たがしゅう

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