急性病態に弱いオンライン診療
オンライン診療の弱点は急性疾患に対応しにくいということです。 例えば「熱が出たので診てほしい」と言ってオンライン診療を受ける場合、 まず検査はできませんし、熱が急に出る事態として最も頻度が高いのは感染症ですが、 それを想 … 続きを読む
「治してもらう」から「自分で治す」の『主体的医療』へ
オンライン診療の弱点は急性疾患に対応しにくいということです。 例えば「熱が出たので診てほしい」と言ってオンライン診療を受ける場合、 まず検査はできませんし、熱が急に出る事態として最も頻度が高いのは感染症ですが、 それを想 … 続きを読む
オンライン診療に特化したクリニックをすると聞いた医療関係者の方の中には、 表立っては言わないものの、内心では「たがしゅうがやばい方向に進んだな」と思っていらっしゃる方もきっとおられるのではないかと想像します。 なぜならば … 続きを読む
「病気からの卒業」を目指す私のオンライン診療の流れについて前回記事で述べましたが、 これは何もオンライン診療に限らなくてもよい理念ではないかという考えが頭に浮かびます。 ところが同じことを病院医療の中で実践しようと思うと … 続きを読む
前回記事のように、オンライン受診勧奨と遠隔医療相談は線引きしにくい概念なので、 私のオンライン診療クリニックで扱うのは当面「オンライン診療」と「遠隔医療相談」になると思います。 それぞれの特徴を簡単にまとめると、 原則初 … 続きを読む
改定ガイドラインには「オンライン診療」と「遠隔医療相談」の枠組みについても定義の見直しがなされていました。 簡単に言うと「オンライン診療」は診断や処方を行うオンラインコミュニケーション、「遠隔医療相談」は診断や処方を行わ … 続きを読む
先日、正式名称「オンライン診療の適切な実施に関する指針」、いわゆるオンライン診療ガイドラインの見直しについての政府の見解が発表されました。 主な改正点としては次のようなものがありました。・オンライン受診勧奨と遠隔健康医療 … 続きを読む
先日引っ越しの荷造りをしておりましたら、 読んでいない本の積み重ねの中から「内科医のための身体診察マニュアル」といった感じの本が出てきました。 私が研修医の頃に参考にしていた教科書的な本だったと思いますが、 良く考えたら … 続きを読む
「動機づけ面接」という技法がとてもいいですよ、という話を複数の友人から聞いたことがあり、 先日鹿児島で開催された「動機づけ面接集中セミナー」というのに参加して参りました。 この技法を最初に知った時の紹介のされ方は「タバコ … 続きを読む
オンライン診療の診察技術にはいわゆる教科書的なものがまだ世にありません。 現時点でオンライン診療は対面診療の補助としての位置づけとなっていますので、 基本的にはオプション的な存在として認識されているので、教科書を作るほど … 続きを読む