お試し的オンライン診療利用法

オンライン診療ガイドラインによって定められた「原則初診対面」のルールがあることによって、

私のオンライン診療を受けるためには最低でも一度私のクリニックへお越し頂くことが必要となります。

これはオンライン診療を利用する患者側の立場からすれば、利用をためらう大きな要因となっているように思います。

安全確認や悪用防止の観点から初診対面診療が有用となることは理解できますが、不便なものは不便です。それならば利用しようとは思わないと考える患者さんがいても全く不思議ではありません。

一度利用してみないことにはオンライン診療の良さはおそらく実感できないと思いますので、このハードルがあることで本来オンライン診療で診ていける患者さんを見過ごしてしまうことになりかねません。

そこで私が提案するオンライン診療の一つの使い方ですが、まずは「遠隔医療相談」で私とオンライン上でコンタクトを取って頂くことをおすすめします。

「遠隔医療相談」というのは診断や治療を行うことはできませんが、ガイドラインの制限を受けない枠組みなので、初回からオンラインで利用することができます。

そこで私とのビデオ通話を通じて、どんなことをオンライン診療で行うことができるのかを具体的に相談して頂くのです。

そこでのコミュニケーションの中でオンライン診療が使えると思えば、一度初診診察を受けに来て頂ければよいと思いますし、難しければその場限りの御相談で終了しても構いません。

いずれにしても何はともあれ体感して頂くのが、オンライン診療を理解するために必要不可欠なステップであると私は考える次第です。

オンライン診療の利用を考える皆様には御検討頂ければ幸いに存じます。

たがしゅう

「お試し的オンライン診療利用法」への4件のフィードバック

  1. 先生、おはようございます。
    初診で先生のクリニックに伺う場合の曜日や時間については要相談で対応して下さるのでしょうか。例えば日曜日も可能ですか?

    • 花鳥風月 さん

      御質問頂き有難うございます。

      基本的には定められた診療時間内の中でお願いしたいと考えていますが、個別相談の余地は残しておきたいとも考えています。詳細はホームページ公開をお待ち下さい。

  2. こんにちは
    了解です。お試しオンライン賛成です。1番の壁はパソコンの操作だと思います。私もそうです。メールでは散々お世話になっておりますがこれを乗り越えての医療相談は高齢者にはハ-ドルが高いと思います。私は頑張りますけどね。

    • 瀬戸英子 さん

      コメント頂き有難うございます。

      御指摘のように心理的ハードルが高いことは承知しています。
      そのハードルを越えたくなるように私が魅力的な診療を展開していく必要があると考える所存です。患者さんが自ら利用したいと思ってこその主体的医療だと思います。

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