外国人へのオンラインクリニック対応について

今回は外国人の方をオンライン診療でみる可能性について考えてみます。

外国人の方は日本への長期滞在者を除いて日本の医療保険に加入していないので、保険医療制度の恩恵を受けることはできないと思います。

そうするともしも日本の医療を受ける場合は自費診療ということになると思いますが、そもそも保険医療の影響を受けない自由診療であれば保険非加入者でも不公平感を感じることはないでしょう。

そういう意味では当院のオンライン診療は完全自由診療ですので、オンライン診療を受ける場合は当院で診る選択肢がひとつあると思うのですが、

一方で厚生労働省が制定するいわゆる「オンライン診療に関するガイドライン」によれば自由診療でも「初診対面診療」の原則が適用されることになりますので、

外国の方を私のオンラインクリニックで診る場合にまずは私のクリ二ックまでわざわざ国を超えてやってきてもらわなければならないことになると思います。

仮にその条件をクリアできたとして、国を超えてオンライン診療だけでフォローし続けるのはおそらく前例がないことでしょうし、

これほどまでに診療な姿勢で進められている国のオンライン診療普及姿勢を鑑みるとこれを問題視される可能性は高いように思います。

なのでもしも行うとすればガイドラインの制約を受けない「遠隔医療相談」の枠組みで行うのが現実的ではないかと思いますが、こちらの内容は一般的な医療相談になります。

技術的には外国の方にもオンライン診療を行うのは十分可能なはずなのに法律のせいでそれが制限されてしまうことをすごく残念に思っています。

しかしながら「遠隔医療相談」の枠組みの中で外国の方へも十分に有意義な内容の助言を行えるという実績を作っていくことで、

こうした状況も徐々に変わってくるのではないかと期待しています。

せっかく可能性の広がって医療の枠組みを十分に活かせるように、

一例一例地道にオンラインクリニックにおける有効性を確かめて経験を蓄積していきたいと思います。

たがしゅう

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