医師の仕事がなくなることが理想

オンライン診療では患者を病気から卒業させる主体性を育んでいく私のスタンスをお示ししましたが、

そうすると医院の経営という観点では問題があるように思われるかもしれません。

要するに患者を顧客と見なせば、安定顧客が得られる従来医療のスタイルに対して、

私がオンライン診療で行おうとしていることは、顧客は皆一時的な利用に留まることになるわけで、経営の安定化という意味では程遠いかもしれません。

でも私はそれでもいいと思っています。というよりも、それが本来医師がなすべき仕事だと思っています。

医師の仕事は繁盛してもらっては困るのです。この仕事がなくなることが理想です。

もしも私の医師としての仕事がなくなるのであれば、私が仕事を変えればよいだけの話です。

勿論、世の中から病気がなくなることはありません。それが起こるのなら人は不老不死を達成したということになってしまいますから。

けれど病気がなくならずとも病気を医師に頼る人がなくなる可能性はゼロではありません。

そうなった時に人類ははじめて病を克服したと言えるのかもしれません。

そんなことは不可能だと思うのも自由です。実際至難の業には違いないでしょう。

けれど少なくとも現状維持でじりじりと悪くなっていく病気をただその場をしのぎ続けるだけの医療の従事し続けるよりは、

病気からの卒業を目指して治療のサポートをしていける方がよほど生きがいをもって医療に携わることができるように思います。

たとえいばらの道であったとしても、やりがいのある道を歩んでいきたいと思います。

たがしゅう

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