私が患者に会いに行く

自由診療でオンライン診療を行う場合であっても、

少なくとも現時点では厚生労働省の定めるガイドラインで初診対面診察を行うことが求められているので、

この遠隔で行うことが前提のオンライン診療において、どこで対面診療を行うかというのは悩みどころです。

普通に考えれば、クリニックに来てもらえばよいではないかと思われるかもしれません。

しかしクリニックに来られるくらいの距離の患者さんはそもそも遠隔でオンライン診療を行う意義が乏しいですし、

クリニックへ来ることがはばかられるくらい遠方の患者さんには、たとえ初回だけとは言え身体面や交通費で多大な負担をかけてしまうことになってしまいます。

そこで私が考えた方法の一つが、「セミナーを開く」というものです。在宅診療と同じ発想で患者さんに来てもらうのでなく、私自身が患者さんに会いに行くという発想です。

そこで患者さんに会いに行くためだけに遠路はるばる移動するのだと効率が悪いので、一緒にセミナーを開催してしまえば、

私のクリニックの独特の理念についても正確にお伝えした上で、患者さんに初診対面を実施してオンライン診療を開始することができるので、お互いにとってメリットがあると思います。

ただこの方法だとセミナーに参加できない病状の方が漏れてしまいます。例えば寝たきりの方、精神を病んでいて引きこもりの方などです。

こうした方々にもオンライン診療の潜在ニーズはきっとあるはずです。どうすれば彼らにもオンライン診療の機会を与えることができるでしょうか。

そこで私は考えました。
何らかの事情でセミナーに参加できないけど、どうしてもオンライン診療を受けてみたいという患者さんの元へは、

まさに訪問診療の感覚で私自身が患者さんのお宅へ訪問させて頂くサービスも行いたいと思っています。

ただし距離にもよりますが、かなり遠方の場合は、訪問したはよいけれど話を聞いてみてやっぱりオンライン診療は受けません、ということであれば私にとって時間的にも金銭的にも大きな損失となるので、

訪問依頼の場合は交通費を実費で支給して頂くこと、ある程度本人がオンライン診療に対して前向きであることを条件にしたいと思います。

その条件さえクリアできれば、スケジュールの合間を縫って、私は全国どこへでもお伺いしようと思います。

それで一人の人が救われる可能性があるのなら、私はその労力を惜しみません。

ご興味のある方は個別にご相談頂ければと思います。

 

たがしゅう

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