オンライン診療の理想的な利用パターン

前回記事のように、オンライン受診勧奨と遠隔医療相談は線引きしにくい概念なので、

私のオンライン診療クリニックで扱うのは当面「オンライン診療」と「遠隔医療相談」になると思います。

それぞれの特徴を簡単にまとめると、
原則初診対面が必要で診断や処方が行える「オンライン診療」と、
初回からオンライン利用が可能だけど診断や処方は行えない「遠隔医療相談」になります。

患者さんの立場からすれば、遠隔医療相談ではたいしたことをやってもらえなさそうなので、オンライン診療の方を希望される方が大半かもしれません。

しかし私のクリニックの理念「病からの卒業」という観点から見ると、「オンライン診療」よりも「遠隔医療相談」の方が理想に近いステージと言えます。

つまり「オンライン診療」→「遠隔医療相談」→「病からの卒業」というのが私がオンライン診療クリニックで推進していきたい流れだということです。

「オンライン診療」を利用するということは、何らかの処方が必要な状態にあるということです。それ自体は何も悪いことはありません。

しかしいつまでも処方を受け続ける状態、即ち「オンライン診療」が続くということは、処方を受ける羽目になる根本の原因がずっと解決されないままでいることの裏返しです。

根本の原因は主体的に行動することによってはじめてなされるものです。従って「オンライン診療」での処方は一時的なものである必要があります。

処方のサポートで当座の心身の危機を乗り越えながら、同時並行で主体的行動を起こし根本問題を解決できるよう動き始めた人は次第に処方を受ける必要性がなくなっていきます。

そうなればその人は「オンライン診療」から「遠隔医療相談」へと移行することができます。そこで受けるのは処方ではなく、私からのアドバイスのみです。

そして最終的にはそのアドバイスさえ不要となり病気から卒業し、自分の人生を取り戻す。これが私が想定するオンライン診療の理想的な利用パターンです。

たがしゅう

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