海外在住者のオンラインニーズにどう応えるか

オンラインビデオ通話の利用は医療業界でこそ普及は滞っていますが、

一般社会の中ではもはや当たり前の技術として浸透しているところがあると思います。

それこそ海外にいる人とでも、しかも無料でビデオ通話することまで可能となりました。

だから潜在的には海外在住の人とでもオンライン診療を行えるニーズはあると思うのですが、

日本のオンライン診療ガイドラインにおける「原則初診対面診療」というルールがそのニーズに応えることに歯止めをかけています。

例えば海外にこそ糖質制限について相談したいけど、どこで相談したらいいかわからないという人は多いでしょうに、

折角技術的にはクリアできるサポートを単なる規則の問題で繰り広げられなくなるというのは本当に残念な話です。

現時点でこの状況に対する妥協案は「遠隔医療相談」を利用するということが挙げられるかと思います。

「遠隔医療相談」は「オンライン診療」と異なり診断や処方などの医行為は行えませんが、

その代わり「原則初診対面診療」というガイドラインの制約を受けなくて済む形式です。

要は医行為が行えないので、一般的な医療相談のみを行うことができる、ということです。

一方で病院受診につなげるかどうかの相談は「オンライン受診勧奨」というまた別の形式となりますので、

「遠隔医療相談」は病院受診すべかか否かの判断に至らないレベルの内容での相談、という内容だということになります。

しかし相談の流れによっては一般的な相談「遠隔医療相談」のつもりで話始めて、病院受診が必要「オンライン受診勧奨」だと途中で気付くケースもあると思うので、

この形式の分け方はあまり現実的ではないという気が実はしているのですが…

ともあれ、現時点で海外在住者に私が対応するとしたら「遠隔医療相談」の枠組み内で行うということになります。

それでももし私に相談したいというニーズがあれば、私はおおいに応えたいと考えています。

たがしゅう

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