まずオンライン診療の枠組みを理解してもらう

オンライン診療の教科書を将来作りたいという希望について述べましたが、

もし作る場合は患者用と医師用の二種類が必要となるかもしれません。

なぜならば、患者と医師の双方で従来の対面診療と異なる枠組みとなることを理解してもらう必要があるからです。

ただ患者用と医師用のオンライン診療マニュアルに共通して最初に書くべき項目としては、

「オンライン診療は医療の全てをカバーできるのではなく、医療の一部をカバーできるあくまでも患者に与えられた選択肢」ということを明記しておく必要があると私は思います。

つまり、医師への責任の比重が重い従来型対面診療とは異なり、

患者への責任の比重が重く、患者の希望と自己責任によって選択されるべき医療だということを理解しておいてもらう必要があるように思います。

さもないと、従来の枠組みのままでオンライン診療を利用してしまうと、

何かあったらどうする?対応しきれない事態になったら誰が責任をとる?という話から抜け出せなくなり、

結局オンライン診療はまじめに通っている患者だけが受けることができるたまのごほうびとしてのみの位置付けに留まってしまうことになるからです。

それが保険で認められたオンライン診療の本質だと私は感じています。

だから私が書くオンライン診療の教科書は、まずその前提を崩すところから始めないといけないのです。

たがしゅう

コメントする