私はこの場でオンライン診療にまつわることを考え続けていますが、
私一人がいくら頭をひねったところで思いつかない発想というのもあるかもしれません。
例えば、誰かに「こんなこともオンライン診療でやってもらうことはできますか?」と尋ねられたとします。
その時私は力の限りその期待に応えようと努力すると思います。
なぜならばオンライン診療は患者さんの主体性あってこそ真価を発揮する診療方式であるからです。
以前、オンライン診療とは「医師も患者も出向く医療」だと述べました。
せっかく患者さんが手を差し伸べてくれているのに、私がわざわざその手を振り払うようなことは決してしたくありません。
実現しないにしても、それは互いに手を伸ばし合うけれど、本質的な距離が届かない時だけであってほしいと思います。
何か書類を書いて欲しいということならば書きます。
専門外だけど意見を聞きたいということならば応えます。
ある意味で何でも屋のような役割として、自分で仕事の幅を制限しないようにしたいと思います。
たがしゅう