自由診療オンラインクリニックのスタイルの違い

完全自由診療でのオンライン診療クリニック、私が最初ではないかと思っていたのですが、

どうやら調べてみると私より先に動き出している完全自由診療のオンラインクリニックはすでにあるようでした。

ホームページを見てみたら、私が自作で作ったホームページとは比べ物にならないほど綺麗にわかりやすく作られています。

料金設定も良心的で、保険診療と大差ない金額に抑えようとする真摯な姿勢が書かれていました。

ただそのクリニックの理念に、通院継続率を高め、生活習慣病に関連する医療費の削減や死亡率の低下を目指すという内容が掲げてありました。

その点に関して、私のオンラインクリニックと大きく異なる所がございます。それは「私のクリニックで通院継続率の向上を目指さない」、というところです。

普通は病院へきちんと通院して薬を飲み続けることで将来の病気を予防する、だから患者さんが通院しやすくなるように最大限の工夫を凝らす、というところだと思いますが、

私の考えではそれら本来医療が目指すところではないと思っています。

病院へつなぎとめることは「病院に通ってさえいればよい」という依存心を生み、自分の力で改善しようという主体性を失わせる側面があります。

確かに病院の経営上は継続的に患者さんに通ってもらう方がよいことでしょう。

ただ私は患者さんがそうしなくても済むようになって、心身ともに健康な人生の時間を患者さんに取り戻させることが医者の仕事だと思っているので、

目指すのは通院継続率の向上ではなく、「病気からの卒業」なのです。

そうなると私の立場からすれば、いつ通院終了になるともしれない患者さん達を診ていくことになるので、

経営上はとても不安定です。ならば一人当たりの診察費を高くするしかなくなるかもしれませんが、

自由診療のセレブしか利用できないという高額なイメージを払拭したいという想いもあったので、金額は経営が成立するギリギリの所に設定したつもりです。

また継続的な通院が見込めないことは、数でカバーするしかないとも思っています。

私のスタイルでのオンライン診療が有用であるという実績を重ね、その情報を患者さんの理解を得つつ発信していくことで、

さらに噂を聞いた新たな患者さんが私のクリニックを利用していくという好循環を生み出していくことで数を確保し、

不安定経営を乗り越えていきたいと考える次第です。

 

様々なスタイルの完全自由診療オンラインクリニックが生まれるのは大変いいことだと私は考えています。

オンライン空間の様々な選択肢の中で選ばれるようになることをインセンティブに、

新クリニックの運営を頑張っていきたいと思います。

 

たがしゅう

 

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