あくまでも変えられる人に向けて

スマホやパソコンを使い慣れていない世代の御年配の患者さんは、

オンライン診療クリニックが開業されたとしてもおそらく利用しないであろうというのは、

私の中では想定内の出来事です。勿論想定外にたくさんの御年配の方々が積極的に利用してくれれば、それはそれで嬉しい誤算ですが、

そういうラッキーを待っていても仕方がないので、基本的にはスマートフォンに慣れている人向けに選択肢を提供することになると思います。

こども達や働き世代に新たな医療の選択肢を示し、それに応じた人達から最大限の治療効果が得られる主体的医療の恩恵を受けてもらい、

それを普及していくことで将来の高齢者医療を変えていくという展望になると思います。

勿論今の高齢者医療も救うことができたら一番いいですが、残念ながら手遅れと呼ばれる段階はどの世界にもあります。

病気でたとえれば神経変性疾患、機械でたとえればメンテナンスしても元に戻らない故障、

従来型医療に慣れ親しんだ人に今さら「主体的になろう」と言ったところで響かないのが揺るぎない現実だと思います。

それでも私達はそれを嘆いている場合ではありません。嘆いても抗っても、無理なものは無理。

それよりも変えられるところを変える努力をする方がはるかに建設的です。

変わらない人達に対してはせめて邪魔をすることのないように見守りたいと思います。

でももしそんな変わらないと思っていた人達が変わりたい時には、いつでも受け入れられるようにしていたいとも思います。

たがしゅう

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