全ての医学知識を総動員するオンライン診療

オンライン診療で患者さんから相談があれば、

総合診療医的に何でも対応しようという心構えの私ですが、

いくらオンライン診療で後でじっくり考えて答えられるチャットツールが利用できるとはいえ、

毎回「後で調べて答えます」と対応しているようでは患者さんからの信頼も損なってしまいます。

やっぱり診察中リアルタイムで疑問や悩みに答えられるに越したことはないわけです。

なので私は自分の専門である脳神経内科の分野に関わらず、

医学を広く総復習する必要性に迫られています。

循環器科や消化器科、呼吸器科、内分泌・代謝科、アレルギー・膠原病・免疫系といったメジャーどころは勿論のこと、

産婦人科や小児科、眼科、皮膚科、整形外科、泌尿器科など専門性が高い各領域の医学知識も総ざらいしなければなりません。

言わば医学生時代の勉強の総復習です。

その時学んだ知識を復習するとともに、今の知識と臨床経験も踏まえてさらにその知識のレベルを一段上に上げるような作業です。

そしてそうした努力をしながら、「私はオンライン診療医としてそういった領域のことにも全て相談に乗りますよ」ということを、

各種情報発信ツールで広く利用者となりうる人達に伝えていかなければなりません。

これは今までのように脳神経内科医として働いている限りは直面し得ない課題でした。

また何でも診るがモットーの総合診療医として働いていても、ここまでの全網羅復習の必要性にはかられないだろうと思います。

言わばオンライン診療医は「超」総合診療医とでも呼べるかもしれません。少なくとも私が目指すオンライン診療のスタンスはそうです。

そうなると私は準備に勉強に大忙しです。しかし今までの医者人生の中で、ここまで大きなやりがいを感じたこともありません。

容易ではない苦難の道ではありますが、その苦難を大きなやりがいを持って乗り越えていければと思います。

どこまでできるかわかりませんが、これは私の人生における大きなチャレンジです。

たがしゅう

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