「完全オンラインでの自由診療なんて誰も利用しないでしょう」
同業者の方からはそんな声も聞こえてきそうです。確かに今のままではそうでしょう。
普通に考えれば、対面診療に比べて不利な部分は圧倒的に多いです。
しかしそこは医者任せの受動的医療から、患者自らが動く主体的医療の枠組みへ移行することでオンライン診療でのデメリットは少なくなるという事は、これまでにも述べてきた通りです。
それでも対面診療に比べて不利だということには変わりなく、どこの馬の骨ともわからない医師が「オンライン診療をはじめました」と言ったところで利用したいと思う人はそうは現れないでしょう。
そこでオンライン診療を普及させるためにもう一つ重要となってくるのは、医師としての信頼を得るということにつきます。
ブログ読者のあきにゃんさんが、「オンライン診療の最大のメリットは、たがしゅうさんの診察が全国どこにいても受けられることだと思います。」とおっしゃって下さいました。
もしも私が何らかの形で患者さんの信頼を得ることに成功したならば、
全国どこにいたとしても、診察を受けることができるシステムを確立することは、
これは対面診療に比べて圧倒的有利な状況へと一気に変貌するのではないでしょうか。
ということは、そのためにも私は立ち止まっていてはなりません。
なぜ完全オンライン診療という形で独立してまで私が動こうとしているのか、
その理由を様々な形で情報発信しつつ、その理念に共鳴した患者さんに集まってもらえるように、
ブログ、ツイッター、YouTubeなど様々なメディアで私のことをわかってもらえるように最大限の努力をする必要があると思います。
そうすることで信頼を得ることができれば、「オンライン診療は使える」との認識が広まっていくと思いますし、
将来的には私以外の医師も多数オンライン診療へ様々な診療スタイルで参入していき、
ひいては医療の自由化、適正化へとつながっていくことを望む次第です。
たがしゅう
おはようございます。
オンライン診療について知り合いに話したら、
「始まったら教えて」と。
まずは知ってもらうことの大切さを思いました。
花鳥風月 さん
コメント頂き有難うございます。
御指摘のように、「いかにして知ってもらうか」が重要な領域です。ネガティブなイメージもきっと多いことでしょう。
それを少しずつでも着実に塗り替えていけるようにこちらのブログをはじめ、地道な努力を続けて参りたいと思います。