現時点で私はオンライン診療を遠方からわざわざ訪れる方に対して、
ひとつの選択肢として提案し、わずか数名のみですが、実際にオンライン診療を動かさせて頂いております。
そのオンライン診療で継続診療している患者さんから、先日メールで感謝のお言葉を頂くことができました。
とても丁寧に感謝の意を語られたその言葉に、私は思わず嬉しくなると同時に、
そこにはオンライン診療のニーズが確かに存在するということを改めて実感した次第です。
その方はとても遠方に住んでおられる方だったので、保険診療のルールで3回に1回対面などを律儀に守っていたら、
交通費や仕事の休みの都合などその負担は馬鹿にならないものになったであろうことは容易に想像がつきましたので、
自由診療でオンライン診療を行う形を取りました。
心身ともに元気になったという喜びの言葉を聞いて、
私はこのニーズはオンライン診療でしか満たせなかったニーズであると感じた次第です。
オンライン診療を対面診療のサポートとしてではなく、
全く新しい医療の在り方として可能性を発掘していくためには、
こうした患者さんの声を大事にして、きちんと形を作り上げていくことだと私は思います。
たがしゅう