オンライン診療医に求められる診療能力

今日はオンライン診療医に求められる診療能力について私見ですが考えてみます。

普通の対面診療であれば正確な診断とそれに基づいた的確な治療をいかにスピーディに提供できるかというのが求められる能力なのではないかと思いますが、

オンライン診療で正確な診断能力を求めるのは酷な話だと思います。何せろくに検査もできないのですから。

でもそこは発想の転換で、そもそも診断は本当に必要なのかという立場に立てば、必ずしも欠点ではなくなってきます。

漢方もそうですが、東洋医学的な発想では病名が何であるかということは治療薬の選択において必ずしも必要とはなりません。

そもそも漢方の起源にあたる中国医学が生まれた数千年前の時代には検査そのものが存在していなかったのですから、当然と言えば当然の話です。

相手の病気ではなく、相手の状態を見て、それを整えるためにどうすればよいのかというのを考えていくのがオンライン診療の基本スタイルになると思います。

そうなるとオンライン診療医に求められる診療能力は「とにかくよく患者さんの話を聞いてどういう状態にあるのかを正確につかむ力」ではないかと私は思います。

そこに必ずしもスピードの概念は重視されません。それどころかあまりにもスピードが速いと仮にもし正確に状態を把握できていたとしても、患者さんの満足度は下がる可能性があります。

満足度の低い医療は心身ともに健康になるという観点でみれば好ましいことではないのです。

従ってじっくりと話を聞いて適切に状態を把握し、

さりとて面談が長くなり過ぎず、的確な治療方法について助言し、

終わった時に患者さんの満足度が高くなるというのが理想的なパターンです。

私はその能力を高めていきたいと思います。

たがしゅう

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