オンライン診療では自覚症状で調整できる薬を扱うべし

患者主導型でオンライン診療を展開するには、

基本的に自覚症状の変化で用量を調節することができる薬剤を用いることが大前提だと考えています。

例えば脳梗塞予防のために用いられている抗血小板薬という薬は、

俗に言う血液をサラサラにする薬ですが、薬を飲んだところで自覚症状に何か変化があるわけではありません。

だからこの薬をいつまで飲み続けるべきか、止めるべきか、の判断は基本的に皆、「お医者様にお任せ」となってしまうわけです。

しかしながら例えば更年期症状に対して用いる漢方薬であれば、

その更年期症状が良くなれば飲み続ければよいし、逆に悪くなれば合っていないのでやめるべしと自分で判断することができます。

また、いつまで飲むべきかに関しては自己判断もしようと思えばできますが、自己判断が難しければ医者のアドバイスを聞いてから判断することもできます。

このように自覚症状を目安に処方する薬は主体的医療を行うにあたって持ってこいの薬であるわけです。

逆に言えば、自覚症状の変化をもたらさない西洋薬をオンライン診療で処方することほど危ないことはありません。それこそそれは無責任な処方です。

逆に言えば従来型の対面医療ではそれだけリスクの高い薬を、しかも何種類も処方され医師の指示という名の下に飲み続けるという危険行為だということを認識できている人はどれほどいるでしょうか。

従って私がもしもオンライン診療で西洋薬を扱うにしても、

整腸剤やビタミン剤などの大量内服や長期内服したとしてもリスクの低い薬を扱うことになるでしょう。

リスクの高い薬を処方される対面診療と、

リスクの低い薬を自分で選べるオンライン診療、

どちらが患者にとって優しいかは明白だと私は思います。

たがしゅう

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